ある日、夜中にキッチンで水を飲もうとした時のこと。電気をつけると、シンクの隅を茶色い小さな虫がササッと横切るのが見えました。一瞬、見間違いかと思いましたが、その数日後、今度は食器棚の扉を開けた瞬間に同じ虫を発見。これは間違いなく、ヤツだ…チャバネゴキブリ!我が家は築浅のマンションで、掃除もこまめにしている方だと自負していただけに、ショックは大きかったです。一体どこから入ってきたんだろう?まず疑ったのは、ゴミ箱周辺や排水溝。でも、そこは普段からきれいにしているはず。次に考えたのは、外部からの持ち込み。最近、ネット通販で大きな荷物が届いたことを思い出しました。あの段ボールに付いてきたのか?でも、段ボールはすぐに処分したし…。原因が特定できないまま、市販のベイト剤をキッチンのあちこちに設置しました。しばらくすると、見かける頻度は減ったように感じましたが、それでもたまに姿を現します。不安な日々が続く中、ふと思いついて冷蔵庫の裏側を覗いてみました。すると、そこにはホコリと共に、数匹のチャバネゴキブリの死骸が…!どうやら、冷蔵庫のモーター部分の熱と湿気が、彼らにとって快適な住処になっていたようです。そして、そこからキッチンへと出てきていたのでしょう。冷蔵庫の裏は普段掃除しない場所だったので、完全に盲点でした。すぐに冷蔵庫を動かして徹底的に掃除し、周辺にもベイト剤を追加設置しました。さらに、念のため、壁と床の隙間や、配管が通っている部分の隙間をパテで塞ぎました。それ以降、我が家でチャバネゴキブリの姿を見ることはなくなりました。この経験から学んだのは、チャバネゴキブリは本当にわずかな隙間や、思いもよらない場所に潜んでいるということ。そして、侵入経路や発生源を特定することの重要性です。皆さんも、もしチャバネゴキブリを見かけたら、目に見える場所だけでなく、見えない場所も疑ってみることをお勧めします。
我が家のチャバネゴキブリ侵入体験記