毎年、春になるとやってくるユスリカの大群。今年も例外なく、網戸が黒く染まる季節がやってきました。もう我慢ならない!と、今年は本気で対策グッズを試してみることに。まず投入したのは、定番の「網戸用虫除けスプレー」。スプレータイプで手軽だし、効果持続期間も長いと書いてあったので期待大。網戸全体にシューッと吹き付けました。確かに、吹き付けた直後はユスリカの数が減った気がします。でも、雨が降ったり、風が強かったりすると効果が薄れるのか、数日経つとまた元の状態に…。こまめなスプレーが必要みたいです。次に試したのは、「吊り下げタイプの虫除けプレート」。玄関ドアやベランダの物干し竿に吊るすだけなので簡単。薬剤が揮散してバリアを作る仕組みらしい。これも、無いよりはマシかな?という程度。劇的な効果は感じられませんでした。風向きにも左右されるのかもしれません。そして、室内に入ってきてしまったユスリカ対策として、「電撃殺虫器」を導入。青い光で虫を誘い、バチッと電気ショックで退治するアレです。夜、部屋の明かりを消してこれだけつけておくと、確かに吸い寄せられていくユスリカがいます。バチッという音がちょっと怖いけど、効果は実感できました。ただ、全てのユスリカを捕獲できるわけではありません。最終兵器(?)として、「ハッカ油」も試してみました。水で薄めてスプレーボトルに入れ、網戸や窓枠に吹き付けてみました。ハッカの清涼感のある香りは人間には心地よいですが、虫はこの匂いが嫌いらしい。これは意外と効果があったかも!スプレーした周辺には、ユスリカがあまり寄ってこなくなった気がします。天然成分なのも安心。結論として、一つのグッズだけで完璧に防ぐのは難しいということ。複数の対策を組み合わせ、こまめにケアすることが大切だと分かりました。来年は、発生源対策にもっと力を入れようと思います。